2008年01月05日

鉄人の愛する島(伊是名島)

急な用事で伊是名島に渡った、その日が16回目のトライアスロンの日とは知らず伊是名ビーチに集まった数百人の鉄人達、
前田村長の号砲一発で一斉に海に飛び込んだ。さーこれからが大変だ、記憶は1回目にタイムスリップした。皆最短距離
を泳ぐから、まさしくイモ洗いの格闘技だ。クロールで泳ぐと手の届く範囲は頭は押さえられメガネは外され、足は引っ張られる
。平泳ぎでは足で蹴られる、でも少しでも前へそして早く、自分との戦いである。下を泳ぐ熱帯魚に手を振った2Kmだった。
自転車は66Km唯一島の5集落を回り全村民の声援を受けるコース。ギタラ坂を2~4週目のとき、トライアスロンを島興し
の起爆剤として立ち上げた元村長(伊礼幸正)があんたは走るな!夜の三線が弾けなくなるからと叫ぶのが昨日のようにおもえる。
最後は20Km走だ、島中の老若男女が太鼓、バケツ、鍋の蓋等を打ち鳴らし、横断幕、三線カチャシー、感動と笑いと涙の
ゴールだった。ゴール後のマッサージ、グランドに持ち込んだ冷水風呂あれは最高!トライアスロンは全身の運動、疲れた分
感動も大きい。グランドに大の字、秋風がほてった全身をいたわって吹き抜けていく無欲の境地だ。
これからが鉄人たちの夜のステージ、腹ごしらえも十分、婦人部の牛汁、刺身など食べ放題、三線や鉄人達の乱舞、終わりのない夜の戦いだった。翌日出船の港別れの5色のテープで民宿のおばさん達の涙とそれを醸し出すホタルの光の曲、感激のあまり海に次々
飛び込んだ居残りの鉄人たちのシーンが脳裏から離れない。これまで8回のトライ、来年から新たなチャレンジに燃える。
              2003年10,22、沖縄タイムス朝刊 茶のみ話掲載。








スカシテンジクダイの群れ  *クリックして拡大して観て下さい
  

Posted by 東恩納清二 at 03:52Comments(0)TrackBack(0)トライアスロン