2008年04月02日

世界を視野にする芸能家に

 第40回を数えた芸能コンクール(琉球新報社)の表彰式が昨年12月11日沖縄ハーバービューホテルで行なわれ
803人の受賞者で賑わった。受賞者のトップは舞踊最高賞の翁長由佳さん、比嘉辰博新報社長から賞状を贈られ
緊張感と嬉しさと誇りが全身から伝わった。次々と着物姿、セーラー服、スーツ姿などが舞台とフロアを埋め尽くす
 芸能界の1年の締めくくりに最もふさわしい光景だ。離島の弟子から「行く船はあるけど帰りは海が時化そうで危ない
ので参加できない」と優秀賞の受賞代理を依頼された、33年前を思い出しながら私も照れて賞状を受け取った。
 
翌日から海は大荒れ4日も船は決行し離島の悲哀はここにも出た。私的な意見だが芸能は自分との戦いである。見栄を
張らずに明日からの日々の練習に頑張ってそしていつか世界を視野にする芸能家に育ってほしい。三線の人間国宝の
島袋先生が受賞者の気持ちを代弁して次の琉歌を詠んだ。「御師匠ぬ前うかじに芸能の道ちわみ 御褒美さじかたし
 夢ぬくくち」受賞者の方たちに幸あれ、カンパーイ!
            2006年1月11日(水)  琉球新報朝刊 掲載   

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Posted by 東恩納清二 at 19:02Comments(0)TrackBack(0)芸能連盟授賞式