2008年02月17日
金扇、銀扇が舞う
第6回歌い初め舞い初め華舞台(新報社主催)が16日県立武道館で1500人の芸能家で華やかに行われた。御嘉例3曲に
入るが山びこならぬ反響があり、歌い初めの雰囲気、壮重な唄、三線とはいいがたい、がそこは沖縄芸能文化の基本の要、
指揮者のいない流派の違う300人の唄、三線見事だ。いよいよ華やかに舞い初め、フロアいっぱいあでやかな衣装の
舞踊家1000人、かぎやで風の舞で扇子は一つ、片面は金色、片面は銀色扇子を返す度に金、銀の羽がゆっくり厳かに
羽ばたく様は感嘆の極め。また圧巻なのが扇子二つ持ちの上り口説、闊達な二才踊りで、所作も大きく大胆さとライトが金と銀の
色合いを存分に醸し出し、まるで蝶が優雅に波打つように飛んでるようだ。中でもハイライトは7番の伊平屋渡立つ波うしすいて
・・・・扇子が歌詞と曲を表現する最大の見せ場だ。またこの場面は扇子の不ぞろいなのが実に似合う。二階から見る1000人の扇子踊りの新しい発見だ。次の浜千鳥節は、各流派の違いがはっきりし、グループごとの渦潮を連想させる踊りだ。
最後はお楽しみ抽選会、会場はいっぺん様変わり歓声の連発、くじと縁の無い私はいつしか車の中、ふと側を走るオートバイ、
頭にちょこんとヘルメット、あでやかな和服姿がスーと走り去った。おもわずほー!感嘆。
世界に羽ばたけ 沖縄の芸能 守礼の邦の 至芸広み
2003年1月30日(木) 琉球新報朝刊 掲載
イソバナ *クリックして拡大して観て下さい
入るが山びこならぬ反響があり、歌い初めの雰囲気、壮重な唄、三線とはいいがたい、がそこは沖縄芸能文化の基本の要、
指揮者のいない流派の違う300人の唄、三線見事だ。いよいよ華やかに舞い初め、フロアいっぱいあでやかな衣装の
舞踊家1000人、かぎやで風の舞で扇子は一つ、片面は金色、片面は銀色扇子を返す度に金、銀の羽がゆっくり厳かに
羽ばたく様は感嘆の極め。また圧巻なのが扇子二つ持ちの上り口説、闊達な二才踊りで、所作も大きく大胆さとライトが金と銀の
色合いを存分に醸し出し、まるで蝶が優雅に波打つように飛んでるようだ。中でもハイライトは7番の伊平屋渡立つ波うしすいて
・・・・扇子が歌詞と曲を表現する最大の見せ場だ。またこの場面は扇子の不ぞろいなのが実に似合う。二階から見る1000人の扇子踊りの新しい発見だ。次の浜千鳥節は、各流派の違いがはっきりし、グループごとの渦潮を連想させる踊りだ。
最後はお楽しみ抽選会、会場はいっぺん様変わり歓声の連発、くじと縁の無い私はいつしか車の中、ふと側を走るオートバイ、
頭にちょこんとヘルメット、あでやかな和服姿がスーと走り去った。おもわずほー!感嘆。
世界に羽ばたけ 沖縄の芸能 守礼の邦の 至芸広み
2003年1月30日(木) 琉球新報朝刊 掲載
イソバナ *クリックして拡大して観て下さい2008年02月17日
復帰の年の新人賞
民謡、古典、野村流、安冨祖流とか区別どころか、聞いたことさえない私が、友達の薦めで、故波平榮武師匠(野村流音楽協会)の門をたたく。聞いたことのない恩納節から入った、ミスへの声が大きく厳しい声が飛んでくる、が終わりには、今の時代にはマイクもあるし、声を絞りなさい。しかし来年は新人賞を受けなさい(そうだ!来年は復帰の年だ、世替わりだ)。
そしてその来年がきて受験者の控え室、緊張した顔、顔、血走った目、調弦の高さが違う唄、歌、皆さん必死の追い込みだ、
誰かが審査委員をナンクァ(かぼちゃ)と思えと言った。いよいよ俺の出番、頭の中は本(工工四)を描きながらゆっくり
歌いだす、余裕が出て審査委員の顔を1人ずつ眺めまわす。なるほど頭が禿げたせいかカボチャに似た方がおられる。カボチャ
と思えとはこいうことか?失礼しました(本当はびくびくするな同じ人間だろうの暗示)。今度は二階の応援席を見渡すと
兄弟子達の顔が笑っていた。曲も終わりにちかずくともうここまでくれば百パーセント合格だ、とそう思った瞬間無欲から欲に
変わり、緊張感が走り体の震えがきて思うように歌えない、勝負は最後の下駄を履くまでは判らないとはこの事か
2002年5月15日(水) 琉球新報朝刊 掲載
ケラマのサンゴ *クリックして拡大して観て下さい
そしてその来年がきて受験者の控え室、緊張した顔、顔、血走った目、調弦の高さが違う唄、歌、皆さん必死の追い込みだ、
誰かが審査委員をナンクァ(かぼちゃ)と思えと言った。いよいよ俺の出番、頭の中は本(工工四)を描きながらゆっくり
歌いだす、余裕が出て審査委員の顔を1人ずつ眺めまわす。なるほど頭が禿げたせいかカボチャに似た方がおられる。カボチャ
と思えとはこいうことか?失礼しました(本当はびくびくするな同じ人間だろうの暗示)。今度は二階の応援席を見渡すと
兄弟子達の顔が笑っていた。曲も終わりにちかずくともうここまでくれば百パーセント合格だ、とそう思った瞬間無欲から欲に
変わり、緊張感が走り体の震えがきて思うように歌えない、勝負は最後の下駄を履くまでは判らないとはこの事か
2002年5月15日(水) 琉球新報朝刊 掲載
ケラマのサンゴ *クリックして拡大して観て下さい 
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