2012年10月05日

[欽定野村流」

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第21回公演   「欽定野村流」   独演会について    県民、全国の皆様

                      野村流音楽協会 那覇支部 師範 東恩納清二

日増しに秋風が心地よく、体をいたわって流れていく今日この頃、思いおこせば第1回め
独演会が昭和58年3月19日・20日、舞と唄と琴の競演シリーズ1回目が昭和60年11月
29日沖縄ジァンジァンから17回目が平成18年11月18日琉球新報ホールまで、この

間、東恩納清二「ザ,唄」等を含めますと20回公演になりました。私にとっては大変な経験
と創作舞踊の詩、曲の勉強そして唄、箏の勉強で現在の自分を創りあげたと思ってい
ます。さて、私ことこのたび、「欽定野村流」の独演会を思いつき、6年ぶりの公演に奮闘
してるところです。

二揚げ独唱曲の歌詞を琉球の古典音楽の三大楽聖といわれている、幸地賢忠、屋嘉比朝奇
知念積高、そして野村流の祖、知念積高の高弟、秀才野村安超、組踊手水之縁の作者、

平敷屋朝敏の5人の先人の歌詞で歌い、琉球の古典音楽の作曲はこの方たちが中心になって
そして、最後の王、尚泰の命で、野村安超、松村真信等の情熱で「欽定野村流」の工工四の

教本が完成し、現在すべての団体が勉強しています。公演の最後に歌う、「立雲」の歌詞を
組踊5番の作者、玉城朝薫の歌詞で歌います。

プログラム

独唱曲 歌詞 干瀬節 野村安超詠み  子持節 知念積高詠み  散山節 幸地賢忠読み
  仲風節 平敷屋朝敏詠み  述懐節 屋嘉比朝奇読み
  大田名節伊平屋村田名の古歌(採譜昭和58年、波平憲広・東恩納)
  立雲 玉城朝薫読み

舞踊  諸屯 花風 瓦屋 万歳

創作舞踊 女心 作詞選曲 東恩納  恋路浜 作詞選曲 東恩納

以上のプログラムで、歌三線はすべて 私一人です

当日はぜひ、ご来場くださいまして、忌憚のないご意見をお聞かせください。

   




Posted by 響き(とよむ) at 19:53│Comments(0)「欽定野村流」
 
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