2007年12月24日

棒高跳びと三線外交

 本県の棒高跳びの記録保持者(高校一般)の知念健二君24歳が去年の11月に私の友人の内間君の頼みで三線を習い
に来た、これには条件があった。来年の5月にニュージランドへ1年間陸上留学するが、その時に三線を持って行きたいので
集中特訓をお願いとのことだった。短期決戦は臨むところだ、さっそく計画を練り2人のバトルが始まった。

スポーツマンらしく明るくチャレンジ精神が旺盛だ。なにより古典、民謡とわず好きで集中力が凄い、そして声がついてくる。
与えられた課題を次々棒高跳びのようにクリアしていく、その彼が5月初めに明るい声で旅たった。程なく絵葉書が来た、
以来7通を数える。そのどれにも三線がすばらしく習ってよかったと、そして南米を遠征中、

 「アルゼンチンのバスの中で地もとのアーチストが三線を見てすぐに弾いて下さいと声をかけてきて家まで招待され、
また沖縄にもすごく興味をもたれいつか遊びに行くとのこと、改めて三線音楽の力って人をリラックスさせ引き付けるんだなー」
とはがきの健二君、帰省して新人賞を取得2007年3月千葉県の三育小学校に転勤し長男誕生の報を受け
  学校の子供達と一緒に三線を楽しんでいるようだ
 
                2002年10月8日 琉球新報声の欄掲載   
棒高跳びと三線外交  



カクレクマノミ  *クリックして拡大して観て下さい




Posted by 響き(とよむ) at 15:17│Comments(0)三線、アルゼンチン
 
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