2009年11月30日

舞と唄と箏の競演パート(4)

シリーズ(4)が昭和61年10月29日(水)に沖縄ジャンジャンでの競演
 今は亡き、安座間澄子先生、平田行正先生との競演が歴史の重みを感じます
  
  
舞と唄と箏の競演パート(4)


 *記事琉球新報社 松島弘明記者 *画像をクリックして拡大して観て下さい
    
     芸の奥儀を見る              当間一郎  芸能史研究会会長

1つの物事に熱中する時を持つのは、大事なことである。それがたまたま、物を
創りだすきっかけにつながっていく。今日残る芸術作品は、それぞれの人が

異なる環境にありながら、熱い思いを集中して、結晶させたものなのである。した
がって強靭なるエネルギーは、偉大な財産を作り出すといっても過言ではない。

東恩納清二師のはやる思いは、とどまるところを知らない。この思いが無限にある
事は、将来きっと素晴らしい作品を育むにちがいない。練り上げる時間とゆとりを

ぜひ兼ねそなえて回を重ねてもらいたい。安座間澄子、平田行正両師匠の創作と
各々の得意芸が組まれているが、定まった舞台空間での演技は、巧拙をはっきり

させるので、心して芸の奥儀を見せてもらいたい。琴の安里ヒロ子師の独唱、
主催者の東恩納清二師の創作曲の歌唱力と、パートⅣのプログラムの有機的な

つながりに期待している。

舞と唄と箏の競演パート(4)


*松島記者殿 写真手ぶれが大きいですよう!!たまには失敗もあるさ??
              プログラム
1 斉奏唱   ナカラタ節  遊びションガネー節
2 舞      江佐節        平田行正
3 舞      花風         安座間澄子
4 独唱    仲間節         安里ヒロ子
5 独唱    子持節         名嘉真博子
6 舞      護身の舞       平田行正
7 創作舞踊  女心   作舞   安座間澄子  作詞 選曲 東恩納清二
 *この創作は沖縄県の創作舞踊の筆頭に掲載されていますよう、安座間先生
8 斉奏唱   七尺節        夫婦船節
9 舞      八重瀬の万歳    平田行正
10 舞      加那よー       安座間澄子
11 独唱    述壊節         安里ヒロ子
12 独唱    恋            東恩納清二 (作詞作曲)
13 創作舞踊  護佐丸の憤死  作舞 平田行正  作詞選曲 東恩納清二
14 創作舞踊  恋路浜       作舞 安座間澄子 作詞選曲 東恩納清二

賛助出演  唄三線 金城克治 久米清一 砂川方源 仲里功 佐久本正義
               比嘉龍介
      唄 琴 中島絹江 長嶺シゲ子 川村和子 長田京子 崎山文子 東江朝子
      笛   知念久光    アナウンス 安次嶺律子                    



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Posted by 響き(とよむ) at 16:09│Comments(0)シリーズ
 
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