2010年07月11日

椎の川じんじん

06年に琉歌漫歩・山原の旅の小さな巨人のタイトルで08年4月18日に私のボログ
に書き込みをした。今年の5月椎の川出演者のファンからコメントを受け、小学生の

恋人に逢う気分で国立劇場へ。久しぶりの芝居、また比嘉克之君がどのような経緯で
ばってきされたか、4年前のバスの中で踊った金細工節(一人3役)高平良万歳の強烈

な印象が脳裏から離れないまま、椎の川の小説も読まず、ストーリも解らぬまま幕は
揚がった。昔の安田の部落か原風景にくぎずけ、タタター小走りの太一(克之)美代

(奏瑠)妹、の姿思わず「溶け込んでいる」頭のてっぺんから足のつま先まで、言葉も
自然、練習量なのか、もって生まれた天性なのか沖縄の気候風土に顔姿からしてマッチ

この子は沖縄の芸能するために生れてきたか? 物語はハンセン病の実態が解らぬ母の
病気、病気の妻を愛する夫婦愛、親子の情愛、家族のきずな、ハンセン病への軍の差別

部落を焼き払う等の恫喝、戦争は平和の戦いではない、人殺しの戦い、またどんな困難

な時でも祖先を崇拝する沖縄んちゅの肝心、沖縄のオバーのしたたかなユーモラスな語
り口、軍曹達との会話のすりぬけにせめてのうさんばらしと癒しを受けた。

クライマックスは母との最後の別れ、迫真の演技に会場は涙がとまらない、カーテン
コールは16名の勢ぞろい克之君と奏瑠さんのリードでお辞儀、克之君のお辞儀、田舎

の素朴なオジーのそのまんま。次はいつかどかで!!!

       7月4日の沖縄タイムスの記事を観て超ビックリ
沖縄の芸能の記事で1面のトップを飾るとはいまだに記憶にない、右肩下がりの伝統
芸能にものすごいインパクトを与えた。特に沖縄地方紙の成せるわざだ。!!!
椎の川じんじん


椎の川じんじん


椎の川じんじん



   




Posted by 響き(とよむ) at 12:00│Comments(2)小さな巨人
この記事へのコメント
お久しぶりです。

東恩納先生の御眼鏡・・やはり狂いは無かった様です。


私も国立で2日・うるま市で1日・名護で終演見とどけました。
演出が毎回違いましたね~  それもスゴイ!!
克之くんの調子ひとつで芝居の空気が違いました・・
とても子供の演技とは思えない・・・引き寄せる何かがあります!

妹(奏瑠さん)だんだん上達してましたが!集中力の違いを
見逃しませんでした。
緊迫した母親の死の場・・・目の動き、散漫を感じました。

克之くんのリードが奏瑠さんを浮き立たせていたと思います。
この子・・育て方を間違えて欲しくないですよね~
Posted by 椎の川出演者のファン at 2010年07月16日 03:14
椎の川出演者のファン方

コメントありがとうがざいます。同じ芝居を4回もつずけて観たなんて
すごいですね、新聞の扱いも歴史的な扱いです。克之君の育て方

ほんと気になります。幸い若手芸能人たちがサポートしているようで
心ずよいです。彼との約束いつかはたしたいですね。
Posted by 東恩納 at 2010年07月16日 17:32
 
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